夏涼しく、冬暖かい。エアパス工法の仕組み 四季を五感で楽しもう。「春・夏・秋・冬」日本の気候風土に合う木づくりの家。
エアパス工法の特徴 ここがポイント!エアパスの家 エアパス工法の家は、3つの工法特性を併せ持ったより理想に近い住まいです。

家をつくる際、なぜ部屋数が増えてしまうのでしょうか。
それは使用目的別に部屋を用意するからです。
小間割り間取りの家で部屋が閉鎖的だとしたら、住んでいると「狭い」と思うようになります。
さらに、小間割り間取りで最も重大な問題は、家族生活にふれあいの機会が乏しくなることです。
また、家の性能としても大切な通風が悪くなり、冬はともかく、夏は冷房が必須になってしまい、健康に暮らすうえで大きな障害になってしまいます。
もうひとつは、結局使わない死に部屋が多くなる点も重大です。家の維持管理だけが大変になってしまい、家の寿命を縮めてしまうなど、問題を多く抱えてしまいます。

家族の健康に住まいや間取りが影響しているってホント?

現代の住まいが抱える大きな問題は湿気と間取りです。
湿気が結露・カビ・ダニを生み、アレルギー疾患を招きます。温度差の大きな住まいは湿気を生むだけではなく、脳卒中や心臓発作の引き金にもなります。

機能別のLDK間取りは、家族関係をバラバラにするとともに、部屋の使用期間を短くしています。

現代の住宅は、建物と住む人の健康を悪化させる要素が増大するばかりです。

こうした問題を解決するのが、パッシブソーラーハウス「エアパス工法」と「広がり空間の間取り」です。


家族の健康に住まいや間取りが影響しているってホント?
間取りを細かく仕切らないのはどうして?

現代の住まいの多くは、35坪~40坪以上の比較的大きな面積になっています。一方で家族構成は年々少人数になっています。

ところがほとんどの人々は住まいが狭いと感じながら暮らしています。それは部屋数を増やしても解消されない問題で、間取りに原因があるのです。4LDK、5LDKと、多くの個室をつくることは、限られた面積を小割りにすることなので、1部屋あたりのサイズは小さくなります。

しかも人間はひと時に1か所にしか居ることはできません。

つまり、狭い部屋に居れば、狭いと感じるのは当然のことなのです。広がり空間を前提に、キッチン、リビング、家事室、子ども部屋などを配置していくと、すぐれた間取りの技術があれば、私たちの暮らしはもっと広がりと落ち着きがあり、家族のふれあいをもたらしてくれるはずです。少ない面積でも、広々とした住まいをつくることは十分可能なのです。


リビングに吹抜けをつくるのはどうして?

本来、吹抜けとは1階と2階をつなぐ役割を持っています。同様に階段も1階と2階をつなぐものです。

そこで、吹抜けと階段はワンセットになり、階段を設けることが多い玄関ホールに設置されるようになりました。

そして、玄関に吹抜けのある住まいは豪華であるという、過ったイメージが広がってしまいました。階段と吹抜けの目的はまるで違います。

階段は通路であり、吹抜けは1、2階のふれあいを保つためのものです。だから、吹抜けを家族が集まるリビングに設けるのは理想的なスタイルなのです。


リビングに吹抜けをつくるのはどうして?
子ども部屋を個室にしないのはどうして?

核家族化や少子化が進むにつれて、子どもたちに個室を与える家庭が多くなっています。

集中的に勉強させる、子どもの自立心を育てる、子どもにもプライバシーがあるなど、様々な理由づけをなされていますが、ホントに個室は必要なのでしょうか。

さりげないコミュニケーションが、のびのびと感情豊かな子どもを育てるものと思います。一般的に普及している個室型の部屋は、子どもの心まで閉じ込めていませんか。

私たちは、住まい全体を子ども部屋と考えて、家族のスムーズな交流のなかで、子どもが成長していくことが望ましいと考えています。


子ども部屋を個室にしないのはどうして?
中廊下をつくると、どういう弊害があるの?

「廊下を1メートル幅に」「中廊下の広い家は立派である」・・・。

こうした提案が増えていますが、まず考えてみるべきなのは、本当に中廊下が必要なのかどうかです。

中廊下は小さく区切られた部屋と部屋をつなぐ動線としての役割を前提に考えられています。発想を逆転すると、中廊下は家族のつながりをバラバラにしてしまう個室主義の産物であるとも言えます。

中廊下には次のような問題もあります。
部屋の面積を狭くする。風通しを悪くする。
建物の中に冷たい箇所をつくり、結露やすきま風を起こすなど。
中廊下のない、広々とした健康的な間取りを検討されてはいかがでしょうか。


中廊下をつくると、どういう弊害があるの?