家づくりの情報を集める中で、九州の気候風土に適し、しかも家族の健康を育む家として、「エアパス工法」の家にたどり着いたMさん。これが星和住研との出会いとなり、大工棟梁の熟練の技で100%自然素材を使った我が家を実現しました。室内は間仕切りをできる限りなくした、広がり間取りによるのびやかな空間が特長的。開放的な吹抜けによって、家全体が一定の温度に保たれ、心地良い空気に包まれています。部屋間の温度差による、ヒートショックなどの心配もありません。(北九州市八幡東区M邸)
間仕切りをできるだけなくした広がり間取りによって、エアパス工法と自然素材の心地良さが存分に活かされている開放感たっぷりの室内(写真A)。住まい全体を2重の通気層で包むことによって、夏に涼しく冬暖かい住み心地が実現しています。
屋根の形状を室内にそのまま活かした勾配天井と、そこに架かる大きな2本の梁がダイナミックな2階ホール空間(写真B)。フレッシュな外気は2階の床下にも取り込まれているので、1階だけではなく2階の床も一年を通じて素足で過ごせるような快適性が保たれています。また、茶道を嗜むMさんは和室にもこだわっています。玄関の三和土に踏み込みをつくり、茶室への出入りができるにじり口を設けています(写真D)。趣味を存分に楽しめるプランニングができるのも注文住宅の醍醐味。M邸ではリビング階段の壁面を利用した、ギャラリー風のしつらえも楽しく、お気に入りの絵に囲まれ、くつろぎが満喫できそうです(写真C)。
外観は、庭の緑が映える落ち着いた色調と、〈エアパス工法の家〉の越し屋根が特長的(写真E)。風の通り道を考えた窓の配置によって、機械による空調に頼らず、自然のエネルギーだけで、一年を通じて快適に過ごせます。