福岡県北九州市の工務店｜匠の創る家 星和住研｜エアパス工法 国産材100%
球磨桧の1本物の梁が幾重にも重なるダイナミックな小屋組みが、古民家の風情を感じさせる住まい。桧無垢の床や杉材の建具、珪藻土の壁など、自然素材の優しい風合いによって、住まい全体が穏やかな心地良さに包まれています。玄関を入ると、広々としたリビングルームからダイニングスペース、さらにはキッチンへとひと続きの空間としながら、必要に応じて間仕切ることで、来客時などに自在に対応できるよう間取りも工夫されています。木目の美しさが際立つオリジナル建具などにもご注目ください。（北九州市小倉南区Ｍ邸）
閑静な住宅地に建つＭ邸は、切妻の大屋根が印象的な平屋の家（写真Ｅ）。
その大屋根を構成する小屋組みを内部にそのまま現わしとした、重厚感あふれる室内空間が圧巻です。
力強い球磨桧の梁が架かる小屋組みの美しさ。桧の床や腰板・建具の杉材、壁の珪藻土などに厳選したものを使い、丹念に仕上げられています。杉板と和紙を使った内障子や腰板は、ダイナミックな空間にマッチするよう、通常よりも背を高くし、空間の統一感と開放感を演出しています（写真Ａ）。間取りはリビングからダイニング、さらにはキッチンへとＬ字型のプランニングで続く広がり間取り（写真Ｂ）。来客時などは、袖壁に引き込まれている建具を閉めることで、独立した部屋にすることも可能。和室も同様に、リビングの延長としても、個室としても使用できます（写真Ｄ）。また、玄関は訪れる人を出迎えてくれる住まいの顔（写真Ｃ）。豊かな木の香りと自然素材の温もりが、優しく包んでくれるようです。
竣工から約９年が経つＭ邸。大工棟梁の技と国産材100％で築いた、歳月が風格となり味わいを増していく本物の住まいです。
