Mさんご家族と星和住研との出会いは、土地の購入を検討していたエリアで建築現場を見かけたのがきっかけだそうです。「すぐに社長が説明に来られ、100%国産材を使った、伝統的な手きざみの技法による家づくりが、和風住宅を希望していた私たちのイメージにぴったりと合い、お任せする事にしました」とMさん。「玄関から水まわりに繋がる動線や掃除がしやすい工夫など、こちらの希望をしっかりと聞いてもらいながら、専門家の提案によって、使い勝手の良い我が家が実現しました」。(北九州市若松区M邸)
南向きの窓からたっぷりと光が注ぐ、木の温もりに包まれたのびやかなLDK。リビング階段の後側にトイレや洗面所などの水まわりを設けた、回遊性のある生活動線が便利です。住まい全体に風が通り抜けるよう、2階のホールはスキップフロアーになっており、床面からの段差を利用して、家全体の空気が一体に(写真A)。エアパス工法の良さが実感できる、温度差の少ない快適な温熱環境が実現しています。
茶の間や来客用の寝室としても重宝する、リビングの隣に設けられた和室(写真B)。琉球畳に内障子、珪藻土の壁、板張りの天井など、木・土・和紙といった自然素材がそれぞれの良さを引き立て合い、趣のある落ち着いた空間に仕上がっています。室内建具はすべて星和住研のオリジナルデザイン(写真D)。トイレのスギ無垢の手洗いカウンターや下部収納なども、すべて同社オリジナルです(写真E)。
建築にはじっくりと手間と時間をかけているので、「工事中に設備や仕様などで迷った場合でも、しっかり検討する時間がもて、納得して決められたのも良かった」と語るMさん。建具の洗練されたデザインや木の風合い、エアパス工法による優しい室内環境など、すべてに満足しているMさんご家族です。