四季を五感で楽しもう!自然素材の家・作品集 職人のこだわり!年間限定10棟の家づくり 伝統のよさ、心地よさ。「国産材100%の木造住宅」
2世帯3世代の健やかな暮らしを育む エアパス工法と国産材100%の住まい

50年以上にわたって家族の歴史が刻まれた思い出の地に、2世帯3世代で暮らせる住まいの新築を検討していたKさんご家族。雑誌やインターネットで調べ選んだのが、徹底して国産材にこだわり、職人の熟練の技で築く星和住研の住まいでした。ご自身も家づくりについて情報を集め研究をしたKさんは、プランニングにも様々なアイデアを出し、納得いくまで打ち合わせを重ねたとも。太陽熱や風などの自然エネルギーを利用して一年中心地よく暮らせるエアパス工法も、その良さを体験したうえで取り入れることにしました。(北九州市八幡東区K邸)

A リビングルーム
B 吹抜け C 2階ホール
D 建具

閑静な住宅街の街並みにしっくりと馴染む、木塀を施したゆとりある外構と、エアパス工法の特徴である越し屋根が印象的なK邸。飛び石のアプローチを進み玄関に一歩入ると、無垢材が醸し出す豊かな香りが訪れる人を包んでくれ、さらにその先には、吹抜けのある大空間が広がっています(写真A・B)。重厚感のある柱や梁、端正な表情を見せる手すり格子など、すべての造形に匠の技が感じられます。

細かな部分まで丁寧に仕上げられ、無垢材の風合いや木組みの構造美が空間を彩っているK邸。建具や造作の納まりなど、統一のコンセプトに沿ってデザインされているので、家中どこにいても落ち着きが感じられます(写真C)。また、建て替えにあたって、かつての住まいにあった欄間を保存し、リビングの引き戸にさりげなく取り入れるなど、細やかな配慮が思い出をしっかりと伝えてくれています(写真D)。

一方、ご両親の生活空間は、2間続きの和室に(写真E)。生活スタイルを変えることなく、くつろぐことができます。また、大勢の来客時には、応接間としても重宝。必要に応じて多目的に使える和室の良さが、様々なシーンで最大限に生かされることでしょう。しかもエアパス工法によって、広々とした空間でも、床下に蓄えられた熱によって家全体を穏やかな温もりで包んでくれます。

和室 外観