福岡県北九州市の工務店｜匠の創る家 星和住研｜エアパス工法 国産材100%

前面道路から見上げると、2階の間口いっぱいに設けられた格子に、町屋の風情が感じられるＮ邸外観（写真Ａ）。構造は昔ながらの土壁に外張り断熱を組み込んだ「つち＋だんの家」。蓄熱性能のある土壁に、現代の断熱材を組み合わせることで、夏は外部からの熱を断熱材が遮断し、土壁が湿気を吸い上げ、冬は外部の冷気を断熱材が遮断し、土壁が太陽の熱を蓄熱することで室温を一定に保つことができます。

茶道を嗜むＮさん。お茶会に訪れる方のためにお茶室は1階に設けました（写真Ｂ）。床の間や天井のしつらえ、内障子など、簡素な中にも厳かな風格が感じられます。さらに自然光が注ぐ窓は、緑を愛でるための額縁のように空間に彩りを添えています。季節の草木と手水鉢をあしらった坪庭は、当社専属のプランナーがデザイン（写真Ｃ）。四季を身近に感じられる暮らしが、気持ちを豊かにしてくれます。

安全性を考慮して設けたビルトインガレージは、買い物の荷物を運ぶ際にとても重宝（写真Ｄ）。雨天時に傘をささずに出入りできるのも助かります。キッチンの床は汚れても手入れがしやすく耐水性に優れたタイル仕上げ（写真Ｅ）。既製の食器棚を置かず、すべて無垢材を使った当社オリジナルの造り付け収納に。手持ちの調理家電や食器、ゴミ箱などのサイズや位置など細やかに考えられ、使いやすくいつもすっきりと片付けられます。

2階の和室はちょっと腰かけてくつろげる、ちょうどいい高さの小上がりになっています（写真Ｆ）。右手にはトイレや洗面所、浴室などの水まわり。階段の降り口には腰高の建具を設けるなど、細部まで安全性が考えられています。さらに、リビングから出入りできるベランダは、格子から差し込む自然光が心地よく、目の前に公園があり四季の移ろいを身近に感じることができます（写真Ｇ）。