四季を五感で楽しもう!自然素材の家・作品集 職人のこだわり!年間限定10棟の家づくり 伝統のよさ、心地よさ。「国産材100%の木造住宅」
明るく、のびやか、ワクワクする 設計力と手仕事が生きる木造3階建て

昔ながらの古い家屋が密集する住宅地に建つS邸。高さの違う道路に挟まれた約30坪のコンパクトな土地ながら、2階に設けられたリビングは陽射しにあふれ明るくのびやかで、楽しい空間が広がっています。Sさんが家づくりのパートナーを探すうえで大切にしたのは「自分と同じ思いで家を建ててくれる会社」。施工後のメンテナンスにもすぐ駆けつけてもらえる距離内で検討し、ホームページを見てショールームを訪れたのが当社との出会いでした。(下関市S様邸)

A 玄関ホール
B 螺旋階段 C リビング
D バルコニー E 畳スペース F 子ども部屋

メインの玄関は主に来客用として設えられ、家族はビルトインガレージとつながる扉から出入りします(写真A)。1階は寝室と水回りなどのプライベートスペース、家族やゲストが集まるリビングは2階、そして3階には子ども部屋を配置した木造3階建て。空間を最大限に活かすため螺旋階段を採用しています(写真B)。省スペースだけでなく、3階から1階まで光が注ぐ効果もあり、狭小地ならではの工夫が空間をドラマチックに演出しています。

開放的な吹き抜けと勾配天井によって、面積以上の広がりが感じられるリビングルーム(写真C)。TVボードやキッチンの食器棚など、造作はすべて無垢材を使った職人の手仕事。節のない杉材の床や、漆喰仕上げの壁と美しく調和しています。さらに間接照明の柔らかな光が、自然素材の良さを引き立ててくれるようです。左手には坪庭付きのバルコニー(写真D)。アウトドアリビングとして、バーベキューを楽しむこともできます。

リビングの1角にある小上がりの畳スペースは、ベンチに腰掛ける感覚で座れるうえ、収納用の引き出しも確保できました(写真F)。3階に設けた子ども部屋は家族構成の変化に柔軟に対応できるよう、建具をつくらずに広い空間を確保しています。大きな窓からはバルコニーが見下ろせ、小窓からはリビングルームの様子も分かり、家中の一体感が感じられます(写真F)。

家づくりに際して「設計士さんとの打ち合わせはユニークで楽しい時間でした」と話すSさん。「僕らの趣味や暮らし方、休日の過ごし方とか、そんな話しばかりをしていると、設計プランが出来上がっていて。それがまた、どのプランも面白くて、ワクワクするものばかりでした」。職人が手間と時間をかけ、丁寧に建てた住まい。外観はバルコニーの手すりや長尺の面格子が美しく、見る角度によってさまざまな表情を見せてくれます(写真G)。

G-1 外観 G-2 外観