福岡県北九州市の工務店｜匠の創る家 星和住研｜エアパス工法 国産材100%
外から家の中に入ると、思わず深呼吸してしまうほどの空気のおいしさ。施主のSさんが「土壁と木組みにこだわった」という住まいは、天然素材で築いた家の醍醐味を全身で感じられます。基本構造は土壁と外断熱を組み合わせた『つち＋だんの家』。夏は涼しく冬は暖かいうえ遮音性にも優れているので、小さなお子様のいるご家族にぴったり。さらに吹抜けの大空間で音楽を聞くと、なんとも柔らかい音色で心地よいとSさん。「夜、間接照明にして音楽を聴きながらくつろぐのが、とびっきりのいやしの時間です」。（北九州市S様邸）
国産天然木を適材適所に使い、職人の見事な技で隅々まで丁寧に築かれているS邸。広々とした玄関は、天井と障子の繊細な格子のデザインが美しく、老舗料亭のような趣が感じられます（写真A）。玄関ホールから右手はダイニング、左手には下駄箱や冬場にコートなどがすぐに掛けられるクローゼットが設けられています。ダイニングの上部はダイナミックな吹抜け空間（写真B）。匠の技が生きた見事な木組みは、昔から職人たちによって受け継がれてきた伝統工法の真骨頂です（写真C）。
格天井に格子戸と、まるで高級旅館のようなしつらえの和室の寝室（写真D）。子どもたちが小さなうちは、家族みんなで川の字になって寝られるようにとベッドではなく和室とし、１階だけで生活できるようプランニングされています。奥にはSさんが家を建てる時に叶えたかった狭い書斎を用意（写真E）。思い描いていたのは“かまくら”でしたが、できあがったら趣のある茶室に。「囲まれている感じが、たまらなく好き」とSさん。トイレも間接照明を用いた落ち着きのある空間となっています（写真F）。
外観のイメージは大分・長湯温泉の大丸旅館。茶色と黒のコントラストが効いた門構えも当社のオリジナルデザインで、住まいと調和した品格のある佇まいが魅力です（写真G）。閑静な住宅地にあって、凛とした存在感をまとうS邸。一つひとつ細部にまでこだわり実用性と美を兼ね備えた、心地よいデザインの住まいが完成しました。
