「家を建てるなら、とにかく明るく暖かな家を」。それがYさんご家族一番の願いでした。「以前住んでいたマンションは太陽の光が届かず、昼間でも真っ暗だったので」。そこで提案したのがH型プラン。凹凸を利用して開口部を確保することで、どの空間も明るく風通しも良好。さらには表通りから見える面の窓は小さくし、見えない部分は広くするなど変化をつけ、プライバシーもきちんと守られています。暖かな自然光が満ちるリビング。無垢材の表情も柔らかく気持ちまでどこか晴れやかになる家が、Yさんご家族はみんな大好き。「家に帰るのが楽しみになりました」。(福岡市東区Y様邸)
吹き抜けの高窓から柔らかな光が注ぎ、無垢材や漆喰壁を優しく照らす爽やかなLDK(写真A)。2階の子ども部屋からもリビングの様子が見渡せ、家族の絆が深まります。対面式キッチンのカウンターはダイニング側に物入れを確保し、リビングまわりの小物をすっきりと収納できます(写真B)。奥の食器棚もすべて無垢材を使ってオリジナルデザインで造作。シンプルな扉にすることで、木目の美しさがより引き立っています。
4畳半とコンパクトながら、障子などの建具を天井の高さに揃えることで広がりが感じられる、洗練された和モダン感覚の和室(写真C)。一つひとつ建具の収まりが美しく、職人の確かな技術力が感じられます。また、隅々まで考えられた間取りによって毎日の暮らしは快適そのもの。特にバスルームからランドリーコーナー、洗濯物を干すバルコニーへと続く動線は奥さまのお気に入り(写真D)。家事が楽になるのはもちろんのこと、子どもたちが自然とお手伝いしたくなるような、アイデアいっぱいのプランニングです(写真E)。
2階の子ども部屋にもリビングルームに面して窓を用意(写真F)。どこにいても家族の気配が感じられると同時に、部屋ごとの温度差が少なく、家中が心地よい空気に包まれます。当社は30年前にYさんのご両親のお宅を、さらには8年前に弟さんご家族のお宅を建てさせていただきました。そのご縁があってのこの度の家づくり。世代を超えて永く快適に、そして、家族が健康で暮らせる住まいをこれからも追求していきます。