K邸は約90年前、大工の棟梁をしていたご主人の祖父が建てた家。造りは頑丈、木材も上質なものが使われていましたが、昔の日本家屋がほとんどそうであったように、採光に乏しく冬の寒さが堪えたそうです。「残せるところは残して、新しくすべきところは大胆に変える」。構造を補強し断熱材を入れ替え、大きな屋根の瓦もすべて葺き替え、歴史ある家屋は力強く再生しました。
この家で暮らしていたご両親が、近所の祖父の家に移ることになり、後を引き継ぐことになったSさんご夫婦。築約30年の住まいは不便な点も多かったことから、新築したばかりの祖父宅を手掛けた当社にリノベーションを依頼されました。希望は「キッチンを広く」「家事の動線を短く」「本やCDをたっぷり収納できるように」等。木を活かした空間に和と洋を調和させた、居心地のいい家が実現しました。(北九州市八幡西区S邸)
前面道路側の1階部分を、店舗として使っていたH邸。広い土間空間を部屋としてリフォームする事で、広々とした快適な住まいが実現しました。住居用の玄関の位置はそのままに、1階にはLDKと和室を新しく設けました。リビングの床や腰壁には無垢材を使い、木の温もりが感じられる暖かい空間に。また和室は、必要に応じて掘りごたつにもできるよう設えています。(北九州市小倉南区H邸)
築25年の家を2世帯で快適に暮らせるようリフォームし、キッチンや浴室、トイレ、洗面所等の水まわりを一新。さらに、無垢材など自然素材に包まれた心地よい室内を実現したH邸。1階のLDKは、家族皆がゆったりと過ごせる約18畳の広さに、間口いっぱいのウッドデッキまでついた、ゆとりの大空間が実現。また、2階にもLDKがあり、こちらは小屋裏の梁を現わしとした、開放感たっぷりの室内へと、ダイナミックに変身している。(北九州市小倉南区H邸)
ご家族にとって思い入れの深い空間を残しながら、3世代が快適に暮らせる住まいへとリフォームしたS邸。老朽化した躯体を補強したり、デッキに向かって新規に柱を建てたり、ライフスタイルを考えたプランニングによって、開放的な空間が実現しました。オリジナルキッチンや洗面化粧台などの、100%国産無垢材の美しさや温もりに、歳月を経て愛着が深まる住まいです。(遠賀郡S邸)